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【#8 merrilyな人たち】わたしのマイルール!下北沢駅前にオープンした「ボナボナペティ」のワインソムリエに聞く!GLASS & CO JAPANのワイングラスで毎日の暮らしが豊かになるワケとは?

自分の人生を楽しむ”merrilyな人たち”とは、日々、どんな考え方を持って生きているのか?
育ってきた地域や環境、生活週間、職業に年齢、性別など。
さまざまな要因が複雑に絡み合ってたどり着いた考え方やマイルール。
全く違う考え方もあれば、突き詰めた先には同じような考え方も。だけど、例え似たような考え方を持っていても、選ぶ言葉のチョイスや、話すときのトーンやジェスチャー、表情も違っていたり。

そう。ここには、100人いれば100通りの答えが存在します。
そしてそのどれもが、その人を構成する生き方や、これからを選択するための道しるべに。

だからこそ!皆んな違う考え方を持っているから、どうしたら人生を楽しく生きられるのか?Happyになれるのか?それを成功と呼ぶなら、どうしたらそういったマインドが育まれるのか?知りたくなっちゃいますよね。
人生を楽しむmerrilyな人は、どんな考え方や信念を持っているのか……。

この連載では、merrilyな人へインタビュー。マイルールやルーティーンなど、普段から意識したり心がけていることをお話ししていただく、というもの。
さまざまなmerrilyな人のマインドを吸収して、一緒にmerrilyな人を目指しましょう!

今回は下北沢駅前にオープンした「ボナボナペティ」のワインソムリエであり、GLASS & CO JAPANのC.E.O & Japan Ambassador Lemonnier Kevin氏と、Sales Director ルモニエ愛(まな)さんにお話をお伺いしました。

※merrily(メリリー)とは?
英語で《楽しく・陽気に・愉快な》という意味。
merrilyは「いくつになっても、“いくつからでも”楽しみ・幸せを見つけられる」媒体を目指しています。

《お話を伺ったお二人》

GLASS & CO JAPANのC.E.O & Japan Ambassador Lemonnier Kevin氏
Sales Director ルモニエ愛(まな)さん
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【GLASS & CO】
https://glass-co.fr/

【ボナボナ ペティ】
住所:世田谷区北沢2-21-22 下北沢駅 NANSEI PLUS 1階
営業時間:11:00〜14:00/17:00〜ラストオーダー21:00
定休日:火曜日
※小田急線 下北沢駅 南西口改札を出てすぐ目の前
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Q.GLASS & COのグラスを知ったきっかけは?

ルモニエさん:
「主人のケビンは、生まれも育ちもフランス、パリ。仕事は、フランスでソムリエをしていたんです。有名なホテルのヘッドソムリエを任されるほど、ワインの知識が豊富で、そのプロフェッショナルな経験の中で、ワインと同様により上質なグラスを使用して、ワインの美味しさを皆さんにお届けしたいっていう気持ちが芽生えてきて。2017年にGLASS & COフランスのグラスに出会いたどり着いた、ということがきっかけです。その後、GLASS & COフランスのグラスを彼がソムリエを担当するお店で使うようになり、どこに行ってもワインの美味しさを高く評価されていました。それはフランス国内のことですが。」

Q.そこからどのように日本につながったのでしょうか?

ケビンさん(翻訳:ルモニエさん):
「ソムリエの幅を広げたいという思いと、もともと「パリで日本酒バーを開きたい」という夢があって。そこで日本酒の知識を深める為に、日本で日本酒の酒蔵で勉強することになったんです。愛知県名古屋市の大高にある「醸し人九平次」というお酒の酒蔵で、約1年間、田植えから日本酒づくりを勉強したという経験があります。
日本で生活をして、食事をする中で「このワイン、このグラスで飲んだ方が美味しくなるのに…」「皆さん、ワイン自体の扱い方や飲み方も含め、もっと美味しい飲み方を知らずに飲んでいるなぁ、勿体ないなぁ。」と感じたんですよね。
例えば、ワインを冷やし過ぎているとか、グラスに対するチョイスもそうですね。
あと日本酒を勉強していくと、ソムリエの視点から見た美味しさがあることに気付き、ワイングラスで日本酒を飲めば、もっと楽しめるんじゃないかと、アイデアがいろいろ膨らんできました。これがきっかけで、すっかり日本に恋をしちゃった感じですね!」

Photo by Maarten Deckers on Unsplash

Q.GLASS & COジャパンを始めるまでのアクションは?

ケビンさん(翻訳:ルモニエさん):
日本酒の勉強を終えた後は、日本のフレンチレストランのシェフソムリエとして働くことになりました。
「絶対いいグラスでいいワインを届けたい!」「フランスならではのサービスを日本にも提供したい!」と、フランスにいた頃から愛用している『GLASS & COフランス』に掛け合ってグラスを送ってもらいまして。
自分のやりたかったサービスで、お客様に提供したら「こんなグラス見たことない!美味しい!」と、すごく喜んでくださったのを目の当たりにして、“自分が学んできたことは、間違っていなかったんだ”という確信に変わり、GLASS & COのグラスを輸入することに決めました。実は、形やグラスの薄さなど、ワインが美味しくなるように綿密に計算し尽くされ、つくられたグラスだからこそ、ワインや飲み物の香りや美味しさが引き立って、味わい深くなるんです。」

ルモニエさん:「ソムリエ仲間とホームパーティーをすることがあるのですが、ケビンはグラスも持ち込んで飲むという、こだわりようです(笑)。」

Photo by Kelsey Knight on Unsplash

Q.ワインやグラスの知識は、どこで得られたのですか?

ケビンさん(翻訳:ルモニエさん):
「ソムリエの最上位ランクで、フランスに30人ほどしかいない“モフ”と呼ばれる師匠から学んで、なおかつ、できるだけ自分で多くのワインを試し、時に違うグラスで同じワインを比較して経験と独学で美味しさを追求していったわけです。
そして、レストランにグラスをただ売るだけではなくて、知識と経験を用いてお料理に合わせてワインも提案しながら、一番合ったグラスを販売するという取り組みが強みになっています。販売した後も、サステナブルなケアといいますか、そのお店の成長と共に、グラスやワインの提案をしてサービスを提供できたらいいなと思っています。

Photo by Terry Vlisidis on Unsplash

Q.少々、敷居が高いと感じるのですが、GLASS & COを私たちはどう使ったら?

ケビンさん(翻訳:ルモニエさん):
「簡単です!ワインだけじゃなくて、日本茶、コーヒーなど、どの飲み物も、それらに合ったカップやグラスで飲むと、味や香りが格段に良くなります。アロマの香りや味をより良く感じることができると思いますよ。
グラスは、1960年から続く老舗のオーストリアのガラスメーカーが手吹きで丁寧に作っています。グラス選びって、どうしてもお金持ちのお遊びのようなイメージがあるかと思いますが、手が届きやすい価格のものも用意しています。
私たちの想いは、すべての方に良質なグラスで毎日飲むお茶やコーヒーを味わって欲しいし、その美味しい楽しみ方をお伝えできたらいいなと思っています。
例えば結婚のお祝いなどのギフトでワイングラスや水を飲むグラスなどを贈って、それでお水を飲んだり飾っておくだけでも、インテリアの一部として絵になりますし、日々を上質に過ごせます。
おうち時間が増える中、理想ですよね。

デキャンタも大げさなものではなくて。
ここだけの話リーズナブルなワインや古酒も、

PROFILE
merrily編集部 エディター&ライター / 森岡 陽子
merrily編集部 エディター&ライター / 森岡 陽子
1974年生まれ。2人の大学生の子どもを持つ母。不器用ながら「努力と根性」で女性誌 のライターを10年以上経験、これからは軽やかにライフスタイルのお役立ち情報を発信で きたらと思っています! 「桃子俱楽部」オンラインサロンで、スキンケアやメイクを勉 強中、好きなことにはトコトン突き進むタイプ。
著者のウェブサイト:https://www.instagram.com/__yokom_