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【インタビュー】睡眠改善インストラクターの資格を持つ眠りの専門家に聞く!“冬バテ”対策とパフォーマンスを引き出す3STEPとは?

「なんだか最近疲れやすい」それってもしかして“冬バテ”かも!?今回も、睡眠改善インストラクターの資格を持つ“眠りの専門家”に、寒さと疲れの関係とその対策について教えていただきました。merrilyメンバーのみ閲覧可能な部分では、<もうひと踏ん張りしたい時の3STEP>をお聞きしています!

【お話を伺った人】

睡眠改善インストラクター
友部崇さん

着るだけで疲労回復や安眠を促すリカバリーウエア(疲労回復ウエア)を販売するメーカーに所属。商品開発にも携わり、素材や縫製に関しての知識も豊富に有するスペシャリスト。
【HP】
https://liflance.jp/

《眠りの専門家が教える”冬バテ”対策とは?》

Q.なんだか最近疲れやすい気がします。寒さと関係があるのでしょうか?

友部さん:「”疲れ(疲労)”は、痛みや発熱と並ぶ“身体の危険信号”で、<三大生体アラーム>と呼ばれています。疲れたくらいで会社を休むわけには、遅刻するわけにはいかない。もう少し頑張らないと!と、アクセルを踏んでしまう方もいると思いますが、身体はSOSを出しています。疲れやだるさなどの不調を感じたら、まずは【休息モード】に頭を切り替えましょう」

筆者:「明日のためにここまでやっておきたい!と、今日の自分に無理させがちなんですよね」

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友部さん:「そもそも冬は、自律神経が乱れて疲れやすい時季なんです。日中と朝晩の寒暖差が大きいので、体温を一定に保つために血流を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、発汗して体温を下げたりと、自律神経は大忙し。自律神経のバランスが乱れることは“冬バテ”とも呼ばれ、寝つきが悪くなったり、ちゃんと寝ても疲れが取れなかったり、頭痛や肩こりなどの不調を引き起こします」

筆者:「年末年始の忙しさだけが、原因ではなかったのですね」

友部さん:「もちろん身体活動も疲れの原因の1つです。身体を動かすと大量の酸素が消費される一方で、“活性酸素”と呼ばれる細胞を傷つける物質が発生します。体を錆びつかせるなどと言われる物質ですね。代謝過程で様々な成分と反応し、細胞にダメージを与えるので、肉体のパフォーマンス低下や美容面でも影響を及ぼします。他にも、「ストレス」疲れも考えられます。人間関係、病気やケガ、気温、ウィルス・細菌などの生物的なものなど、ストレスの原因は日常に溢れています」

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Q.疲れの原因は自律神経・身体活動・ストレスの3つ。身体はクタクタのはずなのにベッドに入ってもなかなか寝付けない理由は?

友部さん:「原因として2つ、考えられます。1つ目は、ストレスや緊張です。
冬場は日照時間が短いため、“眠りのホルモン”と言われる「セロトニン」の分泌が低下します。それによって、脳の興奮状態が続いたり、心身がリラックス出来なかったりします。また、気温が低いことで交感神経が優位になり緊張状態が続くことが、眠りを妨げているかもしれません。
2つ目は、お風呂です。寒いからと就床前に熱いお風呂に入ることで、深部体温が下がらず眠気が来ないことが考えられます。浴室が明るすぎたりすることで、脳が覚醒してしまっているかもしれませんね」

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Q.頑張りたい時に、エナジードリンクや栄養ドリンクに頼っても良いのでしょうか?

友部さん:「疲れたり、あと一踏ん張り!という時に、エナジードリンクや栄養ドリンクを飲用することは誰もが経験あると思います。決して悪いとは個人的には思いませんが、使い分けは必要かもしれません。栄養ドリンクには医薬品や指定医薬部外品に分類されるものもあり、それらは疲労回復や栄養補給などの効能が期待できます。一方、エナジードリンクは、炭酸やカフェインの効果で気分をシャキッとさせるタイプが中心です。カフェインによって覚醒して集中力が高まることは一時的にはあると思いますが、本当に疲れている場合はしっかりと休息をとって、体の調子を整えることが健康的と言えます」

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Q.もうひと頑張りしたい時に実線したい“3STEP”とは?

友部さん:「日中の肉体的・精神的な疲れを回復するためには、

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merrily編集部
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