年末の慌ただしさに、ただただ翻弄され心身ともに疲れてしまっている人も多いのでは?
この時期は日照時間も少なく、あまりの忙しさに憂うつな気分になったり、疲れが溜まりやすい時期でもあります。そこで今回は、それらを少しでも解消すべく、まず!睡眠を見直すことから始めてみましょう。
《睡眠負債はさまざまなリスクを高める》
「睡眠負債」という言葉をご存知ですか?
これは睡眠不足の状態が長く続き、まるで借金をしているかのように積み重なっていく状態のこと。
当然のことながら、睡眠不足が引き起こすのは、心身の不調。睡眠負債が多くなれば多くなるほど、死亡するリスクも高くなるというデータもあるのだとか。
ちなみに、ここでお話ししている睡眠負債は、睡眠が不足していることだけではありません。厳密には睡眠の質が悪いということも、睡眠負債に入るのです。つまり、毎日、良質な睡眠をとることが重要ということ。
・免疫低下につながる
具体的に、睡眠負債が重なるとどうなるのか?
ひとことでお伝えすると、免疫力が下がります。
睡眠不足や、睡眠の質が下がることで起こるリスクとは、免疫が下がることにより引き起こされる病気にかかりやすくなります。また、生活習慣病のリスクも高まります。さらに、注意力が散漫になったり、うつになるリスクも上がるのだとか。
だから、安眠を手に入れることが、健やかなライフスタイルを生み出すための材料のひとつでもあるわけですね。
《良質な睡眠をとるためにはどうしたらいい?》
1.朝起きたら陽に当たる
朝起きたら、まずは日光に当たることを意識して。
免疫力をアップさせてくれる”ビタミンD”研究の第一人者、斉藤 糧三先生によると、肌の光老化を意識しすぎず、日光に当たるようにするのがオススメとのこと。特に40代以降の女性は、これで骨粗相症のリスクも軽減できるそう。
2.夜は、湯船に浸かる
動いている間は活発になっている交感神経。副交感神経のスイッチを優位にするために、40度以下の湯船にゆっくりと浸かるのが◎。自分がリラックスできる香りのバスソルトを取り入れたり、少し暗い照明にしてみたりして、リラックスできるようにつとめてみて。
3.ハーブティーを飲む
あたたかいノンカフェインのハーブティーを飲むことで、リラックス効果が期待できます。安眠のハーブとして知られているのは、カモミールやラベンダー。眠りに特化したブレンドで販売されている市販品もあるので、それを活用してみるのもひとつ。
4.照明を暗めに
お風呂に入り、眠るまでの時間。ブルーライトを見ると交感神経が活発になってしまいます。そのため、寝る前には照明をベッドランプの灯り程度にし、ブルーライトを見ないように!
ベッドランプなどの間接照明は、温かみのあるオレンジ色のライトにチェンジすると、眠りに入りやすくなるそう。
5.寝具やパジャマは、心地よいものを
寝具やパジャマは汗を吸収しやすい素材を。パジャマは動きやすいものを選ぶのがGood。寝ている間、窮屈に感じてしまうと安眠とはほど遠い状態になってしまいます。こればかりは、自分自身で試してみないと分かりませんが、今の自分に合った寝具やパジャマを見つけてみましょう。
《安眠を意識して、無理をしないこと》
長時間、眠れているのに、寝起きがスッキリしないという人は、安眠できていない証拠。寝る前の行動に、どんな問題があるのか?など、自分でまずは分析してみましょう。
そして、辛い時は誰かに相談したりして、無理をしないようにすることが大切です!
まだまだ憂うつな季節は続きそうですが、みんなで一緒に乗り越えていきましょう。
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