毎日のように使っているドライヤー。あなたは「正しい乾かし方」ができていますか? 最近では高性能なドライヤーが数多く登場していますが、どれだけ優れた機能を備えていても、使い方を間違えると逆効果になってしまうことも。特に40代以降の女性にとって、髪のツヤやハリは見た目年齢を左右する重要な要素。
今回は、merrily編集部・佐藤が、髪にやさしく美髪を育てるための正しいドライヤーの使い方5ステップを、分かりやすくご紹介します。これを機に、ご自身の乾かし方を見直してみませんか?

《正しい髪の乾かし方。美髪を守る5つのステップ》
【STEP1】摩擦を防ぐタオルドライが第一歩
濡れた髪はキューティクルが開き、非常にデリケートな状態。まずはタオルで髪を包み込み、こすらずやさしく水分を吸い取るようにしましょう。特に耳下から毛先にかけては、摩擦を避けるよう意識して。頭皮はタオルを軽くかぶせ、指の腹でやさしく押さえるように拭くのがポイントです。
※ゴシゴシこするのは厳禁。キューティクルが傷ついてパサつきの原因に。

【STEP2】アウトバストリートメントで保護&補修
ドライヤー前には、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を使用して、髪を熱から守りましょう。
オイルタイプやミルクタイプなど、自分の髪質に合わせたアイテムを毛先中心になじませると、乾燥や枝毛を防ぎ、まとまりのある髪へ導いてくれます。
【STEP3】ドライヤーは根元から。距離と方向も大切
ドライヤーを使うときは、頭皮から乾かすのが基本。特に乾きにくい襟足は最初に風を当てましょう。
また、ドライヤーは髪から10〜15cm離して、根元→中間→毛先の順に乾かすのが鉄則。
熱を一点に集中させず、手ぐしで髪を動かしながら風をあてると、ムラなくきれいに仕上がります。

【STEP4】弱温風でシルエットを整える
髪が8割ほど乾いたら、弱温風やセットモードに切り替えましょう。クセが気になる部分は軽くテンションをかけながら乾かすことで、整えやすくなります。
ふんわり感を出したいトップは、分け目を固定せず、根元を起こすように風を当てるのがポイントです。
【STEP5】冷風でツヤと形をキープ
仕上げに冷風を使うことで、開いたキューティクルを引き締め、髪にツヤを与えることができます。
冷風を髪の流れに沿って(上から下に)あてると、まとまり感もアップ。翌朝のスタイリングが格段に楽になりますよ。

《乾かし方次第で髪は見違える》
髪の乾かし方ひとつで、印象が大きく変わることをご存知でしたか?
年齢を重ねてもツヤのある美髪を保つためには、毎日のケアの積み重ねが何より大切。
正しい乾かし方をマスターすれば、ドライヤーは単なる「乾かす道具」から「美髪を育てる味方」へと変わります。
今日からぜひ取り入れて、ー5歳の美髪印象を手に入れましょう!
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