冬から春にかけては空気が乾燥していて、顔だけでなく体も乾燥しがち。
粉が吹いている、なんだかかゆいなんて方も少なくないのでは?
顔と比べるとつい手抜きになりがちなボディケアですが、体は部位によって皮脂分泌量も異なるので、選ぶアイテムによっては肌トラブルがでやすいことも。
そして保湿アイテムの選び方だけでなく、保湿するタイミングも重要。
今日は絶対に抑えておくべきポイント3点をご紹介します。
《もっちり肌をキープ!抑えるべきポイントとは?》
・ゴシゴシ擦らない!たっぷりの泡で優しく洗って
ボディケアは入浴中からはじまっています。体を洗う時、汚れを落とそうと思ってゴシゴシこすっていませんか?顔と同様、体の皮膚も摩擦や刺激は避けるのがベスト。
たっぷりの泡でやさしく洗うだけでも十分汚れは落ちますよ。
もしボディタオルやスポンジを使用したい時は、素材がシルクや綿など肌に優しいもの、目の細い物などを選びましょう。
ボディソープや入浴剤も保湿成分の配合されているものを選ぶのもポイントです。
・保湿はとにかく素早く!多少水分が残っていてもOK
入浴後は一時的に水分が角層に浸透して潤った状態になりますが、浴室を出た瞬間から肌表面の水分に引っ張られる形で、うるおっていたはずの肌の水分が蒸発し、どんどん乾燥がはじまります。
日本健康開発財団 温泉医科学研究所によると、入浴後10分までは入浴前よりも水分多い状態、そこから同等になり、30分経つ頃には入浴前よりも水分量が低くなっているという検証結果が出ているとか。
保湿は入浴後10分以内が勝負!肌寒い時期は浴室で、多少水分が残っている状態でもかまいませんので、素早く保湿ケアをスタートさせましょう。
※参考:日本健康開発財団 温泉医科学研究所 https://www.onsen-msrc.com/
・部位によって選ぶアイテムを変えよう!
ボディケアはクリームだけ、ミルクだけという方も多いと思うのですが、基本は顔と同じ。
ローションなどで保湿。その後、ミルクやクリームで保湿が理想です。
デコルテから二の腕にかけて、背中などは皮脂腺が比較的多く、下半身や腕などは皮脂腺が少ない部位です。皮脂分泌の多い場所(特に背中やデコルテ)にオイルやクリームを塗るとニキビや毛穴詰まりのトラブルの原因となることも。
ニキビができやすい部位は油分を含むローションのみ、乾燥しやすい部位はローション+クリームやオイルなどのダブル使いがお薦めです。
ローションはスプレータイプの物を用意しておくと背中など手の届きにくい場所にも使えて便利。
別々で準備するのが難しいという方は使わなくなった顔用のお化粧水を、ボディ用に使用するのもおすすめです。
《お風呂上がりは”素早く保湿”を!》
顔だけでなく体も乾燥しやすいこの時期。
皮脂分泌に合わせて選ぶアイテムを変えるのがベストですが、特別なものを用意しなくても、ちょっとしたコツを覚えておくことでワンランクアップしたボディケアが可能です。
ぜひ試してみて。
ライター:山本 杏奈
編集:星 ゆうこ
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