merrilyでは主に取材班であるライター、森岡 陽子さん。女性誌Martのライター歴13年。
スイーツライターとしても活躍されている、大学生2人のお子さんを持つお母さん。ひとりディズニーも満喫しちゃうソロ活上級者でもあります。
そんなmerrilyライター、森岡さんにインタビューしちゃいました!
【お話を伺った人】
ライター
森岡 陽子
1974年生まれ。2人の大学生の子どもを持つ母。不器用ながら「努力と根性」で女性誌
のライターを10年以上経験、これからは軽やかにライフスタイルのお役立ち情報を発信で
きたらと思っています!
「桃子俱楽部」オンラインサロンで、スキンケアやメイクを勉強中、好きなことにはトコトン突き進むタイプ。
スイーツ、特にパンケーキが好き。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/__yokom_
Q. ライターになったきっかけは?
森岡さん:「結婚当初から主婦雑誌、Mart(マート)の読者でした。誌面で毎月ライターの募集をしていて、ずっと気にはなっていたけど、経験もないし、ただただ読者でした。友人と一緒にMartを見ていたとき、“私の友達、これのライターなんだよね。全く経験もなく、主婦からライターになった”、そんな話を聞き“そんなに雑誌が好きなら、やってみたら?”と言われ、応募してみました。
でも面接から何の連絡もなく、落ちたと思っていて。その後、写真投稿など、読者として誌面には出させていただいてました。すると、2ヶ月後くらいに突然連絡があり、“お仕事できます?じゃあ、明日コストコ行ってください。”と急に言われ、何も分からないまま、急に仕事が始まったんです。」
Q. 専業主婦から仕事と家庭、子育ての両立は大変だったのではないですか?
森岡さん:「めちゃめちゃ大変でした。当時、子どもは幼稚園生と小学生。私は実家も離れてたので、子どもたちを親に任せることができず、預かり保育にも限界があったんです。でもその時の編集長が、“子どもとかオッケーだから、 どんどん連れてこい”と言ってくれる人だったので、バンバン編集部へ連れて行ってました。
働きたくても、大体は「子どもがいる人はダメ」と言われ、他では相手にされなかったのに、そんなこと言ってくれる編集長のいる会社に、“私は一生捧げます”くらいの勢いで働きました。」
Q. 働き始めたことに対して、旦那さんの反応はどうだったんですか?
森岡さん:「私が夜遅くに打ち合わせをしたり、午前6時の原稿締め切りをこなしていたりすると、夫は普通の会社員なので、最初は理解をしてもらえませんでしたね。やっぱり時間の感覚が全く違うので。だから私は完璧にしました、全て。
食事も朝、昼、晩、お弁当と完璧にしたし、夜まで撮影があるときは、お迎えも友達のママに頼むところまで全てやって。それも、”夕飯をここに入れておく”とか、全部メモを見れば分かるように書き置きしてから出掛けてました。洗濯物も夜のうちに全部やるとか、旦那さんからすれば私がいないだけの状態にしておくように、もう完璧にやりました。とにかく徹底的に。あのときのがんばり、今やれと言われても、きっともうできないです。
ここまでがんばってこれたのは結局、ライターという仕事が好きだという気持ちが大きかったんだと思います。今、あの時を振り返ると泣きそうになりますよ。よく頑張ったなー、私って。」
《今だからこそ言える!現役ママさんへのメッセージ》
森岡さん:「“子育て、仕事の両立に悩むママ達に言いたい!「子どもは手を焼かなくてもちゃんと育っていくよ」”こんなふうに思えたのは、編集部に子どもたちを連れて行っていたから。私がどういう仕事をしてるかっていうのを子どもながらに見ててくれたんですよね。たとえ家でドタバタだったとしても、”お母さんああいう仕事してるからしょうがないよね”って、冷静に理解してくれていました。“なんで自分を構ってくんないんだ”と言われたこともないんです。子どもが小さいうちに、母の仕事姿を見せれたのはよかったですね。これも全部、編集長のおかげだと思ってます。」
・心に残る、修学旅行に行く息子が言ったこと
森岡さん:「息子が修学旅行に行くとき、すごく忙しいながらも夜中に準備をしました。行ってらっしゃいと荷物を渡すところまではちゃんとしたいと思って、朝は仕事をいれなかったんです。すると出発の前、息子が荷物を置いて、“準備ありがとうございました”と言ったんです。元気に行ってきますって。それを聞いた時には、母として、とても感動してしまったのを覚えてます。」
・娘の神対応!
森岡さん:「仕事が忙しくて心がいっぱいいっぱいの時は、娘に愚痴ります。イチから説明するんです、時間がないのに。(笑)私はなんで忙しいのか、なんでこうやって焦ってるのか?とりあえず今の状況を全部説明すると、“じゃあ、何時までにママはこれをやって!これは私がやっとくから。”と、的確な指示をくれるんです。私が仕事をしている姿を見てきたから、理解してくれているんだと思います。あまり手を焼かなくても、子どもはちゃんと自分で見て、成長してくれるんです。」
《取材後記》
とことん努力の人、森岡さん。お話を聞いて、ものすごく刺激を受けました。そして森岡さんのことが大好きになりました。森岡さんのバイタリティの秘話、まだまだあります!
次回は、驚くべきバイタリティ森岡さんのマイルール、1日のスケジュールをご紹介します。
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