40代という年齢は、「持つ理由」を再定義しはじめる本質を見極める世代ではないでしょうか。
「流行だから。お得だから。誰かが勧めていたから」そんな選び方から一歩距離を置き、「これは、自分にとって本当に必要か」「この先の自分にふさわしいか」という問いに目を向ける。
そんな価値観の変化に呼応するように、2025年11月19日（水）〜24日（月）に東京・表参道で開催される『The ORIGINAL BIRKIN Exhibition』は、本質的な価値を見つめ直すきっかけを与えてくれるはずです。
《日本初公開！世界でひとつだけの「オリジナル・バーキン」》
『The ORIGINAL BIRKIN Exhibition』で展示されるのは、女優ジェーン・バーキンが1980年代に実際に使用していた、エルメス製の唯一無二のブラックレザーバーキン。2025年7月に開催されたサザビーズのオークションにて、約14.7億円（手数料込み・為替換算ベース）でバリュエンスジャパン株式会社が落札し、今回が日本初公開となります。
このバッグには、ステッカーの跡、イニシャルの刻印、使い込まれた革の質感など、ジェーン・バーキンの人生そのものが刻まれています。単なるブランドアイテムではなく、時間と想いを纏った“生きた証”といえる逸品です。
・バリュエンスがこのバッグを落札した理由
このバーキンを落札したバリュエンスジャパン株式会社は、ブランド品のリユース市場で注目を集める企業。代表取締役 嵜本氏は、落札の真意について次のように語ります。
「ブランド品の意味を語り直したかったんです。バッグという機能以上に、過去の物語や生き様が詰まった作品として、次世代に語り継ぎたいと考えました」
価格ではなく、背景・想い・時間を選びとる眼差しこそ、大人が育んできた“教養”であり、真のラグジュアリーなのではないでしょうか。
・ゲストが語る、「物」との向き合い方
イベントに登場した、俳優の高橋メアリージュンさん、芸人のくっきー！（野生爆弾）さんも、それぞれの視点で「物の価値」について語りました。
高橋さん：「買い物は投票だと思うんですよ。トレンドだから買うっていうのではなく、長く大切にできるかどうか、ひと呼吸置いてから選ぶようにしてますね。また、ストーリーの意味を知ることで本当の価値を知ることができるので、より大切にしようという思いも芽生えるので、結果、循環につながっていくと思います。それに身に付けている時、自分が心地良いかどうかも考えていますね。昔は考えていなかったんですけど、考えるようになってから、より買い物が楽しくなりました」
くっきー！さん：「好きなものが買う。これがええと思ったら買うし。なんとなくこれでいいかっていうもんは無くなっていくし。値段じゃないんですよね。ある種の歴史。古いものっていうのは歴史があるから、どういうものか調べたくなるし、伝承していきたくなりますよね」
単なる買い物ではなく、選ぶことが自分を映す行為になるという体験と実感が、これらの言葉に込められているように思いました。
《教養としてのラグジュアリー》
40代からのラグジュアリーは、「高級」＝「高価格」ではありません。意味を持つかどうかという視点で選ばれたものが、暮らしや人生に深みを与えてくれます。
物に込められた物語を知り、感じ取り、共鳴できる感性は、年齢を重ねた大人の女性だからこそ持てる美しさです。知識と感性のバランスが、内面からにじみ出る教養としての美しさを生み出していくのです。
【The ORIGINAL BIRKIN Exhibition】
The ORIGINAL BIRKIN Exhibitionは、応募・抽選制での限定公開です。
【応募方法】応募期間（抽選制）
・第1弾：終了
・第2弾：11月12日～11月17日
・第3弾：11月17日～11月20日
特設ページの応募フォームより申し込み、当選者にはメールで通知。
▶︎ 応募は以下より（公式サイト）
https://allu-official.com/jp/ja/event/birkin-origin/
【開催情報】
期間：2025年11月19日（水）〜11月24日（月）
時間：11:00〜19:00（最終日は16:00まで）
場所：ALLU OMOTESANDO（東京都渋谷区神宮前5-46-14）
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