突然ですが、merrily読者の皆さま、驚きの新事実を受け入れる体制は整っていますか?
実は人によって、加齢する速度が違うということがアメリカ・デューク大学などの研究から分かっているんです。驚きですよね。
そこで今回は、老化速度に関わる情報をイシハラクリニック 副院長 石原 新菜先生に教えていただきましたので、ご紹介したいと思います。
《1つ歳を取ると、1年分老けるわけではない》
石原 新菜先生によると、1年に0.4歳しか歳をとらない人もいれば、2.44歳も歳をとる人もいるのだとか。これはニュージーランド・ダニーデン地方で生まれた同世代1,037人の健康追跡調査によるもの。
1年間に生物学的年齢が、0.4歳しか歳をとらない人もいれば、2.44歳も老化が進む人がいるのだそうです。そして、老化(生物学的年齢)の進行が速い人ほど、見た目も「老け見え」だったそう。
さらにデンマークの双子1,826人を対象にした研究では、双子のうち、「老け見え」している人の方が先に亡くなる確率が高く、BMI、日焼け、喫煙など各種生活習慣の影響を受けているのだそうです。
・老ける進み具合の要因は?
前項でお伝えしたとおり、生活習慣の影響を受けるのはもちろんですが、老ける進み具合の要因は遺伝要因が約2〜3割、環境要因が約7〜8割だと考えられているそうです。
・あなたの老化速度はどのくらい?
自分の老化速度がどのくらいか?簡易診断してみましょう。
・時間に追われて朝食を週に3回以上食べられないことがある。
・朝食は菓子パンや甘いドリンクなど、簡単なものになりがち。
・揚げ物を週に5回以上食べる。
・ご飯、パン、麺類など炭水化物が多い食品をよく食べる。
・夜の外食が週に3日以上ある。
・ファーストフードを週に3回以上食べる。
・魚料理より肉料理を選ぶことが多い。
・ヨーグルトや納豆などの発酵食品はあまり食べない。
・野菜、きのこ、海藻など食物繊維が多い食品はあまり食べない。
・チョコレートやお菓子など、ついつい間食しがち。
・デザートは別腹だ。
・お酒を飲むために、食事の量や回数を減らすことがある。
・食べないダイエットや単一食品ダイエットをすることがある。
<0〜2個の人>年齢よりも若見え。これからも続けましょう。
<3〜4個の人>年相応。より良い生活習慣を見直してみましょう。
<5個以上の人>年齢よりも老け見えしているかも。根本的な生活習慣の見直しが必要かもしれません。
《老け見えしない具体的な対策は?》
ポイントは3つ。
1.気づいた時から早めに対策
今日、この記事を読んでいただいている読者の方は、今日から食事の改善を意識してみましょう。
早く取り組めるのであれば、早い方が良いとのこと。
2.食の栄養を考える
動物性の食事は老けを加速させるのだとか。だからこそ日本食を意識して、見直してみるのがオススメとのこと。さらにダイエットによる栄養素の偏りや、欠食も老け見え要因になるそうですよ。
3.栄養素の対策
ビタミンCが流行っていますが、ただビタミンCを取れば良いというわけではありません。オススメなのはビタミンA、C、E、ビタミンB群、ポリフェノール、ミネラルなどの栄養素を考え、摂取すること。また腸内環境を整えようと意識することも大切です。サプリメントは、あくまでも食事で摂取できないものの補助として考えて!と、石原 新菜先生はおっしゃいます。
《毎日の積み重ねが大切》
石原 新菜先生は、毎朝、リンゴとにんじんをジューサーにかけたお手製のジュース、納豆、お酢、めかぶは欠かさないそうです。そして毎日の積み重ねが未来の肌を作りますし、食べたもので身体は作られますから、継続していくことが大切とのこと。
ぜひ、今日から老け見えしないためにも、老化をコントロールする『ペース オブ エイジング』を取り入れてみてはいかがでしょうか?
【協力】
・ウェルネス総合研究所
https://wellness-lab.org/
・イシハラクリニック 副院長 石原 新菜先生
https://www.ishiharaclinic.com/
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