白髪が生えてきたら白髪染めをしなきゃとお考えの方も少なくないはず。しかし、白髪染めと一般的なおしゃれ染めの違いを理解していない方も多いでしょう。
今回は、白髪染めとおしゃれ染めの特徴や違い、そして白髪はおしゃれ染めで染まるかについてご紹介します。あなたにとって理想的なカラーリング方法はいったいどっち?
《白髪染めの特徴》
白髪染めとは、その名の通り白髪や色が抜けた髪に色をつけるカラーリング方法です。白髪を自然な髪色に近づけたり、本来の髪色に戻すことを目的に使われます。
・白髪染めの特徴
・染色力が強い
・色持ち期間が比較的長い
・明るい色味は出しづらい
白髪染めは、メラニン色素が薄くなっている髪の毛にアプローチするため、濃い茶色や黒に見せるための染料が多めに配合されています。おしゃれ染めよりも色が入りやすいのが特徴。
また、染色力が高い白髪染めは、おしゃれ染めに比べて色持ちが長いというメリットも。髪質や髪の状態によっても違いはあるものの、大体2〜3ヶ月ほど色持ちするといわれています。
色が入りやすく、色持ちしやすい白髪染めですが、明るく薄いカラーは発色しづらいというデメリットも。あくまでも、自然なトーンや色調を中心に展開されているため、明るい色味を希望されている方には不向きかもしれません。
《おしゃれ染めの特徴》
おしゃれ染めとは、黒髪を明るくしたり、色味を変えたりするカラーリング方法のこと。
・おしゃれ染めの特徴
・脱色力が強い
・明るい色が発色しやすい
・髪が傷みやすく、刺激が強い
おしゃれ染めは、脱色力、つまりブリーチ力の高さが特徴。そのため、白髪染めのようなダークトーンだけでなく、ハイトーン系のカラーにも対応しています。
また、カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、赤っぽく見せたり、黄色っぽく見せたりなど、好みのニュアンスを表現できるのもポイント。
好みの色味を表現しやすいおしゃれ染めですが、脱色力が高いことから髪や頭皮へのダメージが大きく、刺激も強いため、肌が弱い方は注意が必要です。染色力が弱いことから、色が抜けやすいのもデメリットといえます。
《白髪はおしゃれ染めで染まる?》
おしゃれ染めは、毛のメラニン色素を脱色してカラーリングするため、メラニン色素のない白髪には反応しません。うっすら染まることはあっても、完全には染まらないでしょう。
まだ白髪がそこまで目立たない方や髪の色をとにかく明るくしたい方などは、おしゃれ染めでカラーリングする選択肢もありですよ。
《白髪をきれいに染めたいなら白髪染めがおすすめ》
白髪染めとおしゃれ染めは、髪のカラーリングの手法や目的が異なります。髪を美しく見せるためにも、カラーリングは重要なポイントです。
白髪の多さや髪質や痛み具合など、ご自分の髪の状態をチェックして、どちらの方法で髪をカラーリングしていくかを決めてください。
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