猛暑となっている今年の夏。冷房と外気の温度差により、背中が緊張してしまっていませんか?そこで巡りを良くするためには、まず姿勢から!ということで、背骨に着目したトレーニングを。上手にほぐして、夏バテ予防と痩せ体質を目指しましょう!
今回は『Pilates Green(ピラティスグリーン)』神保町店のインストラクターAzusaさんに、背骨を調整し、痩せ体質へと導くトレーニングを教えていただきました。
【お話を伺った人】
PilatesGreen(ピラティスグリーン)神保町店
インストラクター Azusaさん
前職:アパレル販売
好きなこと:散歩、ゴルフ、お酒を飲む
流派:BESJ IBMA
★メディカルアロマインストラクター
★行動療法士(カウンセラー協会認定)
【Pilates Green池袋店・神保町店】
https://pilates-green.jp/
【ポーズの名称】
ハーフロールダウン
【Azusaさんからポーズの解説】
大事な身体の中心軸を鍛えます。座りながらできて、筋力に自信がない人でも取り入れやすい。背骨のひとつひとつを感じながら動かすことで、骨の間にスペースができて血流がよくなります。
【期待できる効果】
股関節まわりのリリース。
体幹が鍛えられ、背中の緊張が取れるので、呼吸が入りやすくなります。
【主に使う筋肉】
脊柱起立筋
大腰筋
(回旋すると腹直筋、腹斜筋、腹横筋にも)
【ポイント】
胸や背骨を、下から順番に曲げていくようにしてください。胸から一気に背中を丸めちゃうと背中を痛めたりすることもあるので注意です。そして、重い頭は常に引っ張られているイメージで伸びる感じで行いましょう!
《『ハーフロールダウン』ポーズ》
1.イスに座る
イスに座って腕を前で組み、肩の力を抜きます。そして、背骨の下から順番に背中方向へ倒していきます。
2.ひとつひとつの背骨をイメージ
ゆっくり、背骨ひとつひとつを感じながら床につけるようなイメージでいきましょう。
3.仙骨まで倒れたらストップ
仙骨まで倒れたらここで一度息を吸って、吐く時に背中をお腹に近付けるようなイメージを。
4.床に背中をつけながらとイメージ
床に背中をつけながら戻ってくるようなイメージで、ゆっくりと体を起こしてきます。
5.背骨のひとつひとつを意識
背骨ひとつひとつを感じるように。
6.ゆっくり戻ったら終了
正面に戻してきたら終了です。この動きを5、6回やってみましょう。
【補足】
慣れてきたら、ひねりを入れるのも◎。
内臓に刺激を与えてくれて、ねじりを戻すと血行も良くなります。角度はこのくらい、たくさん動かそうとしなくて大丈夫です。余裕があれば反対側も。腕はまっすぐ肩のラインから落とさずに。
【Azusaさんからのコメント】
運動をしたくない日にオススメ!冷房による身体の冷えから、背中側や股関節の硬さをほどく効果があるので、ぜひ夏バテ予防や乱れた自立神経を整える気持ちでチャレンジしてみてください。簡単に、脳からの神経伝達が簡単に調整できます。
《取材後記》
じっくり、背骨ひとつひとつと向き合う時間。お風呂の湯船に浸かりながら、そして寝る前にゆっくりした呼吸で行うと、緊張がほぐれてリラックスできますよ。簡単な動きに見えますが、意外にピクピク…。ぜひお試しください。
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