Interview

【インタビュー】ジュエリーショップ ブリリアンス・プラス PR 渡邉 静香さんに聞く!妥協しない、憧れのダイヤモンドを選ぶ方法。

英語で「輝き」という意味のブリリアンス。そこにダイヤモンドの輝きがもたらす無限の可能性を表す
「+(プラス)」を加えたブランド名。
永遠の憧れ、ダイヤモンドについて、たっぷりお伺いしてみました!

【お話を伺った人】

ジュエリーショップ ブリリアンス・プラス
PR 渡邉 静香さん

【ブリリアンス・プラス】
https://www.brilliance.co.jp/

Q.ブリリアンス・プラスとは、どのようなブランドですか?

渡邉さん:「2006年に誕生したブランドで、創業当初からECサイトでダイヤモンドジュエリーを販売したいということを軸に立ち上げた会社です。1番の強みは、ダイヤモンドを海外や国内にあるサプライヤーとデータベースで連携して、世界中にあるダイヤモンドがブリリアンス・プラスに来れば探せるという提案の仕方をしているのが特徴です。主にダイヤモンドを中心に結婚指輪、婚約指輪、あとはダイヤモンド、ファッションジュエリーの取り扱いをしております。」

編集長 星:「ECサイトでの購入ですが、実際にデザインやサイズ感を知りたい時は、ショールームに行って相談もできるんですよね!」

渡邉さん:「はい!やはり、何十万円というお買い物ですから、商品を見てみたいとショールームにお越しになる方が多いです。2013年には、本格的に銀座にショールームを構え、最近、京都に6店舗目ができたばかりです。」

Q.購入のシステムを教えてください。

渡邉さん:「まずデザインを選んでいただきます。そして、ダイヤモンドをリストから探します。クオリティなど、絞らなければ約3万件ほどのダイヤモンドから選べます。これは創業当初から変わらないシステムですね。
ダイヤモンドは、4Cという基準があり品質は鑑定機関に保障されているものなので、初めてダイヤモンドを買う方は、ショールームで実際にカラット数の違いや色の差などをお話して、お客様のご希望を探すお手伝いをしています。
こんな方もいらっしゃいます、例えばお2人の付き合った記念日の数字をかけて3月10日で0.310カラットを選んだり、お名前が「みなみさん」ならば0.373カラットとか。ダイヤモンドの数が揃っているからできることなんです。」

編集長 星:「すごいですね!自分たちにしか分からないこだわりが、選べちゃうんですね。」

渡邉さん:「ダイヤモンドには蛍光性といって、ブラックライトに反応して発光するダイヤモンドもあるんですよ。パッと見ではわかりませんが、蛍光性があるものの中だと、青く光るものが結構多いです。物によってグレードが違うんですが、このお話をすると男性が興味を示しますね。理科の実験のような面白さがあるようです。ダイヤモンドの形や品質、蛍光性の有無まで、お客様で選べるブランドはなかなかないかなと思います。」

京都店ショールーム

Q.多様なダイヤモンドがある中、海底ダイヤのお取り扱いが始まったと聞きました。まず海底ダイヤを取り扱おうと思ったきっかけを教えてください。

渡邉さん:「会社としての転機が昨年7月にあり、大きく体制が変わって㈱土屋鞄製造所を母体とした、株式会社ハリズリーのグループに入ったことがきっかけです。今までは選択肢の豊富さから「ブランドにこだわりがない人におすすめです」と言われることもあって。もっと”憧れられるブランド”づくりをしていかないといけないと、ブランドイメージを一新するプロジェクトがスタートしたんです。
同じハリズリーグループの土屋鞄製造所では、アップサイクル事業をしていたり、サステナビリティに対する若年層の意識変化を感じていると聞きました。プロダクトブランドにおいても、環境負荷の低いもの、もしくは高いものをリプレイスする素材との親和性を感じていたことから、何かダイヤモンドでできることはないのか?と探っていたときに見つけたのが、オーシャンダイヤモンド社の海底ダイヤだったんです。
ダイバーが、手作業で採取し環境に負担を掛けないとか、ダイバーの人権、トレサビリティが明確になっているところなどに共感をして、さらに日本ではまだ扱っていなかったこともあり、海底ダイヤを取り扱おうとなりました。」

海底ダイヤモンド

Q.どこの海で摂れるんですか?

渡邉さん:「オーシャンダイヤモンド社はイギリスにあり、採取できるのは、南アフリカの海と聞いています。」

編集長 星:「すごいですよね、掃除機のような機械で吸い上げていくんですよね。」

渡邉さん:「ダイバーが潜り、手作業で砂利をパイプに送り込んで吸い上げます。そして陸揚げし、選別していく感じです。なので天候や人の手間がかかるので、そんなにたくさんは摂れませんが、お客様の選択肢のひとつになったらいいなという取り組みです。社会課題などに関心がある方にもお届けできるのかなと思っています。」

Q.オーシャンダイヤモンド社との契約に苦労した点はありましたか?

渡邉さん:「直接やり取りをしていたのは、生産管理チームのメンバーですが、あちらからしたら私達が何者かも分からないので、取引を始めるにあたり信頼関係を構築することが1番大変だったと聞いています。本当に仕事の話だけじゃなくて、例えば、旅行に行ってきた!という写真付きで、コミュニケーションを取っていったそうです。」

編集長 星:「大変でしたね。交渉の期間はどのくらいでしたか?」

渡邉さん:「1年弱ですね。海外とのやりとりには時差があるので、1日1通のやりとりしかできず、苦労したと話していました。ちゃんと企画から入って、取り扱いを始めたのはブリリアンス・プラスが日本初です。」

京都店ショールーム

Q.海底ダイヤを取りきってしまうことはないのでしょうか?

渡邉さん:「地層ごと流されて海にたどり着いたもの、という神秘的な話があって、今は、自分たちが流通させたい分は、充分な量が取れていると聞いています。どこでも扱っているものではないので、せっかくだったらそのストーリー(海底で、たくさんの人が関わっていることや環境問題)を大切にしようと思っています。」

Q.見た目はどのように違うんですか?

渡邉さん:「普通のダイヤモンドと、見た目は変わりません。価格は少し高いのですが希少価値があるので、お客様の選択肢を広げるダイヤとなっています。
指輪に使う金(18金)も、取引のあるジュエリー工場で不要になったジュエリーを溶かしてリサイクルした金を使っています。」

編集長 星:「素敵です!地層から流れて海底にあり、ダイバーの手で見つけられた海底ダイヤ。ストーリーがあって、一生ものとして大切に使えますね。」

渡邉さん:「はい、ぜひストーリーなど、ホームページでも見ていただきたいです。」

編集長 星:「ありがとうございました!」

【海底ダイヤモンドについて】
https://www.brilliance.co.jp/pickup/products/ocean-floor-diamonds-blou/story.html

続いて渡邉さんにマイルールをお伺いしました。
また明日には、ダイヤモンドの簡単なお手入れ法を教えていただきましたのでご紹介します。合わせてご覧くださいね。


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PROFILE
merrily編集部 エディター&ライター / 森岡 陽子
merrily編集部 エディター&ライター / 森岡 陽子
1974年生まれ。2人の大学生の子どもを持つ母。不器用ながら「努力と根性」で女性誌 のライターを10年以上経験、これからは軽やかにライフスタイルのお役立ち情報を発信で きたらと思っています! 「桃子俱楽部」オンラインサロンで、スキンケアやメイクを勉 強中、好きなことにはトコトン突き進むタイプ。
著者のウェブサイト:https://www.instagram.com/__yokom_