まだまだ子ども。子どもが旅立って自立していく姿なんて、まだ先。
そう思っているそこのあなた!
経験者だから言える。
時間はありそうでいて、あっという間なんです。
今回は「子どもが自立するまでに親ができること」のうちの一つをご紹介したいと思います。
《経験者のわたしが考える、親がすべきこと》
・旅で思い出をつくる
筆者には夫と二人の息子(現在21歳と18歳)がいます。
夫はサラリーマンで私は専業主婦(現在は書店でパート勤務)。
一般的な家庭なので、家計的に少し無理をしないと、海外旅行は容易ではない。
そんな中、家族で初めての海外旅行はグアムへ。
その後、9ヶ国、8回の海外旅行をしました。
海外だけでなく国内外の様々な場所にたくさん旅行しました。
たくさん旅をするようになったきっかけは、グアムの次に行ったハワイ。
この旅のおかげで、何が大切で、何にお金をかけたいかがクリアになり(当然限りはありますが)息子達の教育と経験にお金を惜しまない!と。
思い出や経験は形として残らないものだけれど、異文化に触れることは、心に刻まれるかけがえのないものに。
この時から、ぶれずに進もうと思えるようになりました。まさに価値観が変わる経験を、息子たちだけでなく、筆者自身も思い出にできたんです。

・旅をプランから経験をさせる
8回の旅行をする際、旅費を抑えつつ最大限楽しめる旅にするために、プランから航空券やホテルの手配を自分達でしてきました。旅行代理店のツアーに申し込むと割高になってしまうからです。
しかし!海外の個人旅行には言語の問題が。
夫は英語での会話は少しできますが、家族4人誰も流暢に英語を話すことは出来ません。でも、旅行手配の時含め、英語圏以外の国も行きましたが、意外とどうにかなるものなんです。
国内では登山に絡めた旅が多く、こちらはもっぱら夫が計画から準備をしますが、息子たちが少し大きくなってから、親が少しの条件を出して計画をすべて任せるという旅も。子どもの視点から見た旅は予想外で、とてもユニークで楽しいものに。
こうして子どもに経験をさせることで、これも「できた!」という自信にもつながります。

《子どもの成長は待った無し》
筆者の家庭では「今できるときに」をモットーに1回、2回と旅を重ねてきました。
これまで旅をしたいと思っても思い切れなかったり、さまざまな理由で1年、2年と過ぎてしまっている人はもったいない!子どもの成長は待った無し。
すぐに大きくなります。
部活をやりはじめたら、部活で行けないとか。友達と出かけるとか。就活だってあります。
筆者自身も果てしなく続くと感じていた子育てですが「突然」終わりがやってくるんです。3年前、長男が大学生になり家を出て、次男との時間もカウントダウンが始まっています。
そんな日々のなか、旅の思い出話で家族が盛り上がることが度々あり、家族全員をとても幸せにしてくれました。
旅は終わった後も楽しませてくれるのです。
だからこそ、同じ時を刻む時間を経験し、思い出にすることは子どもにとっても親にとっても重要。
このご時世、まだまだ気軽に旅に出ることは容易ではありませんが、晴れて旅に出ることができる日が来た時のため、いまから念入りに準備をしてみてはいかがでしょうか?

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