冬の空気が澄んだ日に、お気に入りのボトルとお気に入りの食品保存袋にドライマンゴーとドライ無花果をつめて散歩へ出かけます。そして、「ごみゼロ」で帰宅する。
「ちょっといいことをしている自分」に気分を高揚させながら自然の中を散歩。
これも私にできる身近なエコ活動かなと思っています。
さて、今回はカナダ在住主婦が愛用中の「食品用保存袋」についてのお話です。
《ラップがすぐにダメになるからこそ》
今春でカナダに移住して15年になります。
大自然に囲まれた町に住むようになり、私の中での環境問題への意識が大きくかわりました。
まず残った食べ物をラップに包んで保管し、レンジで温め直した後にラップを毎回捨ててしまうことに罪悪感を覚えるように。
カナダで購入できるラップは、日本製に比べると薄くて密着性が低く、またレンジなどの熱ですぐにだめになってしまいます。そのため基本的には1回使用したら処分せざるおえない状態に。
この日々積み重なる罪悪感もあり、できるだけ食品用保存袋を使って冷蔵や冷凍保存をするようになりました。
《子どもたちのスナック用はこれ!》
子どもたちのスナック(おやつ)用の小さなサイズの保存袋。これを愛用中です。
少し縦長で底にマチがあり、変わった形の多い子ども用のお菓子も入れやすいですし、子どもの小さな手が奥まですっぽり入ります。
破けにくく何度洗っても丈夫、そして乾きやすいのもお気に入り。

《ついつい買ってしまう、季節限定柄》
こちらは冬季限定柄の保存袋。季節限定の絵柄を見つけると飛びついて購入してしまうのですが、購入したら積極的に使い、ラップやビニール袋の使用頻度を減らすようになりました。
例えば、スーパーでの買い物の際にエコバッグの中にこのような保存袋を入れておきます。自分で必要な個数を選んで購入できるパンのバルクコーナーでは、この保存袋へ直接、ベーグルやロールパンを入れてお買い物。(担当売り場の方に確認をしてから使用しています)
また食品に限らず、雨の日に子どもの履き替え用靴下をここに入れて持たせることもありますよ。

《半額の時は、迷わずゲット!》
繰り返し使える食品保存袋は、購入するときに「高いな」と思う時があります。長い目でみたら妥当な金額なのですけれどね。
ある日、このセットになぜか半額の値札が付いていたので、迷わず2セット購入。
こちらの袋も底にマチがあるので、サンドイッチなど厚みのあるものや丸い形状の野菜を入れるのにぴったり。また袋を直立させたまま食品や液体を入れられるのも便利なところ。冷蔵はもちろん、冷凍や65℃までですが熱にも強いこの袋も活用しています。

《エコ活動のきっかけは、ごみ分別抜き打ちテスト》
夏に湖沿いの公園へ出かけた時に、細かく分別されたごみ箱の前に町の職員さんがいて、捨てようとしていたものを分別するお手伝いをしてくれました。
正直、その時は「ゴミ分別抜き打ちテスト」をされたような気分に。でもこれを機に、個人レベルでの環境問題に対して取り組む必要性を感じ、家庭内でできることをやろう!と奮起するきっかけになりました。
「ちょっといいことをしている自分」を意識しながら、日々の生活範囲内でできることをできる範囲でやってみる。新年を迎えた今月、ぜひ、気持ち新たに身近なエコ活動を継続しましょう!
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