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夏のインナー問題どうしてる?元アパレル勤務ライターが教える快適インナーと、その着こなし方

夏本番。毎日うだるような暑さに、服を選ぶ時間も辛いですよね。
白Tシャツや薄手の素材だとインナーが透けてしまう問題、汗ジミや生地が張り付いてしまう問題など悩みますよね。
そんなあなたに元アパレル勤務の筆者が、インナーの選び方やオススメインナー、コーディネートをご紹介します。

Photo by Daria Nepriakhina 🇺🇦 on Unsplash

《インナー選びの注意点2つ》

白トップスには、インナーの色の明るさに注意

白いトップスや薄手の素材で困るのはインナーではないでしょうか。
透けない=ベージュといわれていますが、実は肌より明るいベージュを選んでしまうと、逆に透けてしまいます。ご自身の肌の色よりワントーン暗いベージュを選ぶと失敗なし。

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肌にやさしい、天然の素材を選ぶ

今や夏の定番になっている接触冷感商品。レーヨンやキュプラがよく使われますが、これらの繊維には水分が多く含まれていて、その水分が肌の熱を吸収するため冷たく感じます。熱を高温から低温に移すという性質を活かしているのです。
しかし、これが苦手な方も。実は筆者もその1人。汗が生地に吸収されず、肌が痒くなったり湿疹ができてしまうのです。
そこで選びたいのが天然の素材。特にコットンは、吸湿性や通気性に優れているため、汗をかいてもすぐに吸収して肌を清潔に保つことができます。また、水やアルカリに強い性質があり、洗濯に強いので
たくさん汗をかく夏の衣類にはピッタリな素材。

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《オススメのインナー》

・綿100%サラッとしたインナー/B.V.D.(ビーブイディー)

強撚とは糸に撚りをかけて強度を高めた素材。撚りが強いほど糸の強度が増し、シャリ感を出すことができるため、吸収性や速乾性に優れています。
こちらはその強撚綿を使用した、タンクトップ。コットンなので汗もしっかり吸収してくれて、かつ肌に張り付きにくいサラサラ素材だから、夏のジメジメした季節にピッタリ。
色味は、ライトベージュなので白いTシャツですと若干透けますが、シンプルなタンクトップ形なので下着っぽくならずに合わせられて◎。

・オーガニックコットンシフォンレギンス/1dozen(イチダース)

こちらも強撚綿を使用したレギンス。水分を含むと撚りが戻り固く締まって収縮した状態になるので、洗濯にも強いのが魅力。履いていると身体に馴染んで、履いていることを忘れてしまうほどの心地よさ。夏はワンピースやボトムのインナーとして履くと、生地が張り付いてしまう問題を解消してくれます。冬はニットの下に着込むとアレルギー対策や汗取りにもなるので一年を通して使えて便利。

夏におすすめのコーディネートはコレ》

1枚でも様になる Aラインのワンピースは、1枚持っておくととても便利。選ぶ時に気をつけたいのが丈感。丈が短いとカジュアル過ぎてしまうため、くるぶし丈のものを選びましょう。
裾に品よく動きを出してくれますし、足首の華奢な部分が見えるので痩せ見え効果もあり!

素材やデザインを味方につけて、ストレスフリーに過ごそう

夏の洋服選びは何を着るか考えるのも億劫になりがちですが、1枚で様になる服や肌ざわりのよいインナーを持っているとコーディネート選びも早くなり、準備の時短になります。
ぜひ夏のお気に入りの1枚を探してみてくださいね。


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PROFILE
岩渕 知美
岩渕 知美
デザイン系大学卒業後アパレル販売に携わり、結婚退職後 マスクストラップ・アクセサリーショップ「yoep」を立ち上げる。 InstagramではUNIQLO・GU・zaraなどプチプラアイテムと古着を組み合わせて シンプルでかつマンネリしない着回しコーデなどを毎日投稿。 1年で12㎏の減量成功経験あり。15歳と6歳の男子二人の母。
著者のウェブサイト:https://www.instagram.com/tomo._.yoep/?hl=ja