レチノール。日本では2017年頃からじわじわと話題になり、今ではエイジングサインにアプローチする成分として知られています。しかし副反応が起きる可能性もあり、敏感肌さんは”手を出しにくい”。なんて思っていませんか？
そんなあなたにオススメなのが植物性レチノールと呼ばれる『バクチオール』という成分。
オーガニックやナチュラル業界では、2019年頃よりレチノールの代替成分として広まってきました。そんなバクチオールを配合したコスメを、今回は3つご紹介します。
《そもそもバクチオールって？》
最近、ドラックストアで販売されているような身近にあるエイジングケア化粧品にも配合されている、話題のレチノール。その正体は、ビタミンAの一種です。
一方バクチオールはというと、スリランカやインド原産の”オランダビュ(バブチ)種子”というマメ科の植物から抽出された、バブチエキスに含まれる成分。別名は”補骨脂(ほこつし)”ともいわれています。
(アロマテラピーやハーブを学んだ人へ、さらに分かりやすくいえば、フェノール類、芳香族。)
そしてこのオランダビュ(バブチ)種子は、アールユヴェーダや中医学でも古くから使用されてきた、歴史ある植物なんです。
レチノールの作用と、とてもよく似ているのですが、全く別の成分なんです。
・レチノールと比べた、バクチオールの効果とメリット
・レチノールよりも安定性や安全性が高いといわれている。
・レチノールのような強い副反応(滲みたり、赤くなったり、皮が剥ける)が、少ないといわれています。
・レチノールと違い光感作がないため、日中でも使用可能。(化粧品原料のバクチオールに限る。)
・レチノール同様に、シミ、シワ、たるみなどといったエイジングケア効果を期待できる。
【注意点】
どんな成分でも食品でもそうですが、濃度が濃ければ濃いほど良いというわけでも、使う量が多ければ多いほど良いというわけではありません。
《バクチオール配合のコスメ3選》
・R-40 BKクリーム/HANA ORGANIC(ハナオーガニック)
30g/価格5,500円(税込)
高濃度のバクチオールと、バクチオール含有のバブチエキスを組み合わせて配合されたクリーム。植物処方ならではのやさしさを感じられる処方ですが、しっかりとした手応えも。
予防目的に使用するのではなく、期間を集中的に、かつピンポイントで使用するのがオススメ。
【HANA ORGANIC】
https://www.hana-organic.jp/
・N organic Vie リンクルパック エッセンス マスク/N organic
単品：28ml×1枚入り 価格550円(税込)
箱：28ml×4枚入り 価格2,090円 (税込)
N organicのエイジングケアシリーズ『N organic Vie』の、目元・口元 美容液のKey成分である「バクチオール」を配合したシートマスク。乳液のようなとろんとしたミルクが含まれたマスクで、乾燥による小じわに対する効能評価試験も実施されている、確かな一品。
【N organic】
https://sirok.jp/norganic/
・クレド プロバイオティクス セラム/アンティポディース
30mL/価格6,380円(税込)
肌にも良いとされる発酵成分に着目した美容液ですが、こちらにもバクチオールが配合されています。
また角度によってさりげなく煌めくピグメントの効果で、ツヤのある肌を演出できます。さらに青リンゴの香りも相まって、気分が盛り上がること間違いなし！
【アンティポディース】
https://jp.antipodesnature.com/
《バクチオール効果を体験してみて》
いままでレチノールが肌に合わない、なかなか手を出しづらいと思っていた方々。
今後はバクチオールに着目して、エイジングケアに勤しんでみてはいかがでしょうか？
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