体重を減らしたいからと言って、主食を抜いていませんか?
確かに最初は体重は落ちるかもしれません。
しかし次第に代謝が悪くなり、痩せにくく太りやすくなってしまいます。
そこでおすすめなのがGI値が低い食材。
GI値55以下のものを選べば、食べても血糖値が上がりにくい=太りにくいんです。
今回はGI値が低い食材【炭水化物編】を紹介します。
《低いGIの炭水化物》
・全粒粉パン:GI値 50
「白色より茶色の食べ物を選ぼう」という話を聞いたことがありませんか?
ごはんより玄米や雑穀米、白いパンよりライ麦パンや全粒粉(ぜんりゅうふん)、というように。
基本的に色の濃い食べ物のほうが精製度が低く、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれると考えられているためです。
ちなみに全粒粉とは小麦の外皮や胚芽部分まですべてを粉にしているもの。
通常のパンよりも栄養価が高い一方でGI値が低いのも特徴です。
一般的な食パンのGI値は95ですが、全粒粉パンのGI値は50!
同じパンでも、全粒粉パンのほうが脂肪を溜めにくいんです。

・春雨:GI値 32
うどんやそうめん・ラーメン・パスタなど麺類を食べたくなったら、春雨を選びましょう。うどんのGI値は85のところ、春雨のGI値はたったの32!
同じ「ちゅるん」とした食感でも、太りにくさが違うんです。
春雨の主な栄養は炭水化物ですが、さらに筋肉や骨を作るのに必要なリン・カリウム・カルシウムも含まれています。
また、歯ごたえもいいのでよく噛んで食べることになり、満腹中枢が刺激されて腹持ちが良いのもメリット。
麺類は無理に我慢しなくて大丈夫、代わりに春雨を食べればいいんです。

・玄米:GI値 55
私達が普段口にしている白いご飯は、精白米。
精米、つまり玄米から糠と胚芽を取り除き、胚乳だけにしたお米です。
精米すると美味しくなるのですが、その分GI値が上がってしまいます…。
実際に精白米のGI値は88で、精白されていない玄米のGI値は55。
「白いごはんはGI値が高いから」と炭水化物を減らしてしまうと、栄養バランスを崩します。
過度なストレスが掛かり、やけ食いの原因にもなりかねません。
白米を食べないのではなく、低GIの玄米に切り替えるようにすれば、健康的にダイエットできるでしょう。

《GI値が低い炭水化物を選べば、無理なくダイエット可能》
今回はGI値が低い食材【炭水化物編】として、ご紹介しました。下記にもう1度おさらいとして載せておきます。
・全粒粉パン:GI値50
・春雨:GI値32
・玄米:GI値55
ダイエット中でも主食は抜かずに、GI値55以下のものに切り替えればOK!
太りにくいものを選んで、炭水化物を食べながら上手にダイエットしていきましょう。
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